Tokai Formula ClubTokai Formula Club

Tokai Formula Club とは?

Tokai Formula Club(TFC)とは、毎年約1年間でフォーミュラスタイルの小型レーシングカーの開発・設計・製作・走行を行い、学生フォーミュラ大会に参戦するプロジェクトです。
私たちは、メンバーの力を合わせて1台のレーシングカーを作り大会に参戦し、戦うプロセスを通じて、「社会的実践力」を獲得することを活動目的としています。
毎年9月初旬に全日本学生フォーミュラ大会が開催されるので、1シーズンの始まりは、9月中旬からとなっています。初めに、大会での改善点をフィードバックし、どのような車両を製作するかを考える「コンセプト決定・構想」をします。次に構想を満たすように設計を行い、試作品を製作してテストを行います。その後、実際に車両を作るために各部品を製作します。部品が完成したら、それぞれ組み付けを行い、車両を組み上げていきます。車両が完成したらセッティング出しやドライバー練習の為に、大会までテスト走行を繰り返し行います。

そのほかにも、大会に向けて、車両を完成させるためにかかるコストのレポートや、企業に製造委託をお願いすることを仮定して行う、プレゼンテーション審査のために資料を作成するなど、車両製作以外にも多くの活動内容が存在します。

自動車に関しての知識や製作技術だけでなく、チームマネジメントや、広報活動など幅広く様々な経験が出来ます。また、TFCは数多くの企業にスポンサーとしてご支援頂いており、学内に留まらず社会と繋がって活動を行っています。

学生フォーミュラとは?

学生フォーミュラは、学生時代に、学生たちの手でレーシングカーを製作するという実践的活動を行うことで、実際のものづくりを通して、ものづくりの厳しさ・おもしろさ・喜びを実感できる活動です。学生フォーミュラの原点は、1981年のアメリカ大会からで、座学だけでは優秀なエンジニアが育たないことにいち早く気づいた米国は「ものづくりによる実践的な学生教育プログラム」としてFormula SAE(学生フォーミュラアメリカ大会)を開催しました。現在では、学生フォーミュラの大会は世界各地で行われており、日本大会は2003年より毎年開催されています。学生が実際に構想・設計・開発・製作・走行を行うプロセスを通じて、座学のみでは到達することのできないレベルの優秀なエンジニアを育成することが出来るプログラムとなっています。

競技内容は、製作した車両の速さを競うだけでなく、コスト審査や設計の審査などもあり、学生のものづくりの総合力を競う大会となっています。また、ドライバーも学生が担当し、誰よりも速く走るため、レベルの高いテクニックを身に付けるための練習も欠かせません。

車両を製作する上でのルールも決まっていますが、制限はさほど厳しくなく、安全面での規則を除けば、学生に自由に発想させるようなルールとなっています。

学生フォーミュラやTFCに興味のある方へ!

活動場所を見学できますのでぜひ東海大学湘南キャンパスのオープンキャンパスにご参加ください!

製作と大会参戦の様子-奮闘する学生たち-