東海大学工学部動力機械工学科 加藤研究室

加藤研究室では機械や電気、磁気、音響、そして制御技術を組み合わせて、「人と環境にやさしい乗り物」についての研究を行っています。その中でも、今後ますます重要性を増してくる「モータ」やその基本要素である「電磁石」の応用を中心にして、「高度情報技術によって知能化された先進車両システム」の開発を行っています。

おもな研究活動(3つの研究テーマ)

当研究室は大きくわけて、3つの研究テーマがあります。

■乗り心地(車室内空間デザイン)

高齢化の進行や観光地などでのカーシェアリングといった場面で超小型車両の需要が急増しています。しかし車体が小型軽量になるほど、路面からの振動や車外からの騒音の影響を受けやすく乗り心地が悪くなる傾向にあります。今後、自動車が急速に電動化していくことが予想される中で、小型車の利便性に加え快適性を追求しています。

■車両と身体の融合

医療技術や心理学、機械工学を融合させた新たなドライビング関連技術の実現は現在大いに期待されています。当研究室では脳波や心電図、筋肉の活動などを利用して人の感覚や感情、意図を推定する技術を研究し、自動車をはじめとする人・環境にやさしい輸送機械の開発に取り組んでいます。

■磁気浮上

最大時速600キロで浮上しながら走行するリニアモーターカーが実現へ向け動き出しました。何両も連結して高速走行する車体には様々な振動が生じます。研究室では最も振動が生じやすい柔らかい薄鋼板を例にとり磁気浮上させ、振動を抑制させながら搬送し、実験データをもとに制御システムの開発を行っています。

それぞれの研究テーマと身につく力

3つの研究テーマに対して身につく力は下の図のようになっています。メカトロニクスや制御工学を中心に、それぞれのテーマのまわりにあるものがおもに利用する専門知識です。

それぞれの研究テーマでは様々な専門的な技術や知識をうまく使いこなして成果をうみだしています。多くの専門分野がありますが、それを上手に工夫して使いこなす力を身につけることのできる研究室です。

全体の研究会のようす

連絡先

〒259-1292 神奈川県平塚市北金目4丁目1−1
東海大学工学部動力機械工学科
電話 0463-58-1211 (内線 4304)
FAX 0463-59-8293
この研究室について興味をお持ちいただいた方は、ぜひ研究室に足を運んでみてください。 卒業研究などに関する相談 や 研究室の見学 などのご連絡は、 件名にご自身のお名前を入れていただき、hkato@tokai-u.jp (加藤)までお願いいたします。

What's New

2015/06
HP開設

 


 

アクセスカウンター
カラコン激安通販プリモカラー