学生からのメッセージMessages

燃料電池による電気自動車の研究

研究室
陳研究室
氏名
中野 光雅さん
研究テーマ
自動車用燃料電池の性能向上および
白金触媒の使用量低減技術の開発
高価な貴金属をいかに少量で発電効率を上げるか研究しています

燃料電池自動車が未来カーとして大変期待されていますが、白金などの貴金属触媒が大量に必要なので量産が困難です。私の研究は白金使用量の低減をターゲットにしています。現在、従来と全く異なる新しい触媒塗布法を開発し、白金使用量を従来の1/5まで低減することに成功しました。これからは少ない白金でも燃料電池の性能が向上できるよう研究を続けたいと思います。

将来は理論と実践を兼ね備えたエンジニアを目指しています

私は自動車に関われるエンジニアになりたいと考えていました。東海大学 動力機械工学科は自動車を題材にしたカリキュラムが豊富で、それを支える先生方に囲まれた環境に非常に魅力を感じて進学することを決めました。

やる気になればさまざまなことが学べる東海大学

東海大学は、ル・マン24時間レースに参戦するなど、他大学では味わうことのできない機会に恵まれています。また大学内の設備及び研究用装置も豊富で、授業や研究の支える教育体制が整っていることも魅力です。

ディーゼルの排気ガスの研究

研究室
陳研究室
氏名
脇川 真典さん
研究テーマ
ディーゼルエンジンのすす生成と酸化に関する研究
ヨーロッパでは車はディーゼルが主流

ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比べ燃費が良く二酸化炭素の排出も少ないため、ヨーロッパを中心に注目を集めています。しかし、ディーゼルエンジン特有のすすの排出は大きな環境汚染源となっています。そこで、すす生成と酸化のメカニズムを明らかにすることで、ディーゼルエンジンの普及につながります。私はこれをテーマに研究を行っています。

自動車全般を学べる東海大学

幼いころからクルマが好きでした。高校3年生の春、実際に走るレーシングカーの迫力に感動し、クルマについて深く勉強がしたいと思いました。調べてみるとクルマの勉強に特化した動力機械工学科が東海大学にあるのを見つけ、第一志望に決めました。

自動車全般を学べる東海大学

講義に関連した企業の方を招いた講演もあり、実際のお話が聞け多くのことが学べることが本学科の強味です。また、本学は勉強に対する頑張りに対して“学部奨学金”の給付という形で還元されるので頑張り甲斐もあります。

振動がもたらす音の研究

研究室
森山研究室
氏名
小島 淳さん
研究テーマ
円筒の両側にある円板に振動を加えた時の円筒内部音の特性について
新幹線が高速でトンネルに侵入すると出口で音がする??

太鼓のように円筒の両側にある円板に振動が加えられた時、外側だけでなく内側にも音が発生します。この音は筒の形を変化させることにより、同じ力で振動を加えてもさまざまに変化します。
私の研究ではこの音の変化を調査することで航空機などの筒状の構造物における内側の騒音低減を目指しています。

自動車に興味をもち入学しました

私は動力機械工学科に入学したのは、動力機械工学科に在籍している多くの学生と同じように自動車に興味があったからです。動力機械工学科で学ぶことで一般的な機械工学だけでなく、自分に専門の“強み”を持たせることができると感じました。

走行中の車の空力スタイルの研究

研究室
高倉研究室
氏名
山口 翔さん
研究テーマ
自動車の空気抵抗低減の研究
空気抵抗の軽減は全ての車の性能をアップさせる

近年、地球温暖化がますます進行しているため、自動車も環境へ及ぼす影響を少なくしなければなりません。そのため、自動車の空気抵抗を小さくすることにより、エコで低燃費な車を作ることが必要です。どのようにすれば空力スタイルの良いボディーの設計ができるのかを研究しています。

大学選びで気づいた東海大学 動力機械工学科の特異性

東海大学に入学したのは工学部動力機械工学科があったからです。動力機械工学科は全国の大学の学科でも珍しく自動車を中心に機械工学を学ぶことができ、学んだ学業を活かし社会で活躍している先輩の多い学科なので志望しました。

総合大学だからこその出会い

湘南キャンパスは都心に近いキャンパスとしては珍しく、とにかく広大な敷地に文系・理系の9学部が集まっています。そのため、理系の学生だけのキャンパスや学部ごとの小さなキャンパスなどに分かれておらず、文系・理系・男女の別なくさまざまな友人ができ、いい出会い・いい思い出を多く作ることができました。

鼻腔内の呼吸気流に関する研究

研究室
高倉研究室
氏名
小林 真人さん
研究テーマ
鼻腔を模擬した流路内の流れに関する数値解析
息苦しさが生じるのは何故か?

今までは、鼻腔内の流れ現象を計測することは困難でした。理工学分野で発展してきた数値シミュレーション技術を使用すれば、鼻腔内の流れを知ったり予測したりすることができるし、体外実験による鼻腔内流れ現象の計測とあわせて検討すれば、より確かな予測となります。
私たちは今後の医療に役立てるべく、研究に励んでいます。

クラブ活動を中心に大学を選びました

東海大学に入学した理由は、バスケットボール部が強いのと就職率の高い動力機械工学科があったからです。私は、中学、高校とバスケットボールに熱中してきたのでもっとレベルの高いところでプレーしたいと思いましたし、また将来のことを考えて就職率の高い学科なので志望しました。

スポーツを行う環境も優れています

スポーツが大変盛んで、どのクラブも真剣に練習に取り組み、日本一を目指しているクラブもたくさんあります。そのため、サッカー場やラグビー場などの練習場がキャンパス内外に完備され、自由に利用できるトレーニング施設があるなど、スポーツを行う環境としてはとても良い大学です。

密度の異なる空間の超音速流に関する研究

研究室
高倉研究室
氏名
武野 大夢さん
研究テーマ
衝撃波管による超音速風洞の構築と検証
流体現象と物体運動の法則性を見つけたい!

私の研究テーマの衝撃波管とは1つの管を高圧部と低圧部に仕切りを使って分けたもので、その仕切りを外すと高圧側の空気が一気に低圧側に流れこみ低圧側空気を押すため、超音速の一様気流を生じさせることができます。これら気流を計測し、流体現象を見出すべく研究を行っています。
この研究によって、将来の宇宙探査機を天体に着陸させる場合、パラシュートによる減速時の振動運動を予測制御したりすることができます。

自動車の研究が先進的な東海大学を目指しました

東海大学 動力機械工学科は、自動車の研究がとても進んでいると自動車関連の雑誌で高校の時に知って興味を持ち、ぜひ入学したいと思い、受験しました。実際に、自分も学生フォーミュラや日々の授業で、自動車の事について一杯学ぶことができました。

他の学科の興味のある授業も選択

東海大学では、他の学科の授業を学ぶことができます。動力機械工学科のある湘南キャンパスにはさまざまな学科が集まっているので、文系・理系問わずたくさんの興味のある講義を選択し専攻することができます。クラブ活動も色々なクラブ・サークルから選ぶことができるのも魅力です。

次世代の電気自動車に向けての研究

研究室
長谷川研究室
氏名
山口 剛史さん
研究テーマ
熱音響機関を用いた高効率熱電変換
まだなじみの少ない『熱音響機関』について研究しています

ハイブリッドカー等のエンジンやモータの廃熱及び、ソーラーパワー等の膨大な熱エネルギーを電力に変換するために、熱音響機関の研究を行っています。熱音響機関とは熱を音に変える非常に新しいエンジンです。熱を音に変え、音波を用いた発電を実用化することを目的に研究を重ねています。
この技術が確立すれば、車両燃費の大幅向上はもちろん、地球温暖化やエネルギー枯渇問題を解決するための一助となると考えています。

熱機関からエネルギーを生み出す研究を目指し東海大学を選びました

私は以前から熱機関の研究を行いたいと考えており、東海大学に入学しました。昨今、地球温暖化やエネルギー資源の枯渇など、地球規模での環境問題が多く叫ばれています。それらの問題を解決するために、私は東海大学で研究することを選択しました。動力機械工学科は他の大学にも類を見ない、「動力、輸送機械に特化した学科」であるという事も一要因となりました。

キャンパスで国際交流

東海大学の大きな特徴に「世界中から人が集まり、新たな世界観の創造ができる」ことがあります。東海大学には日本中から学生が集まり学生生活を送っています。また、海外からの留学生も多く、異文化と触れ合う事で自らの知見をさらに広げることが可能です。東海大学には他者との関わりの中で、能力や個性を磨いていく場が提供されています。

音を音で打ち消す研究をしています

研究室
森下研究室
氏名
島田 直人さん
研究テーマ
騒音のアクティブコントロールの研究
壁を通して聞こえる音の軽減を研究しています

騒音のアクティブコントロールでは、人工的に作りだした音で騒音を打ち消します。私は、壁を通り抜ける騒音を小さくする方法を研究しています。住宅内を静かにしたり、自動車や鉄道車両の内側を静かにすることに応用できないか調べています。

他大学にない自動車に特化した学科

私が東海大学 動力機械工学科を進学先として決めたのは、全国の大学のを調べても、他に、自動車に特化した学科はなかったからです。また、東海大学は幅広い視野をもつためにいろいろな専攻の友人を作れる総合大学だったということも理由です。

東海大学 動力機械工学科のイチオシ

自動車関係に興味、関心をもった人たちと共に学べることは、学ぶうえで非常に幸せな環境だと思います。

機械から発生する音の研究

研究室
森下研究室
氏名
松崎 祐介さん
研究テーマ
静粛化のための音響的設計最適化
静かな動力機械を研究しています

エアコンの室外機や工事現場の発電機など、箱状のケースの中に騒音のもとになるものが入っていることが数多くあります。今のところ、音のエネルギーを吸収する物質(吸音材)をケースの中に詰めて騒音を小さくする方法が有効ですが、設計が難しいのが難点です。そこで機械から発生する音の軽減・吸収を目指して研究しています。この研究が進むと、今より効率良く静かな住環境を実現できるようになります。

力学的エネルギーについて学ぶため動力機械工学科を選びました

身の回りにある機械は実際にどのように動き、また、それにはどのような力学的なエネルギーが働いているか追究したいと思い、動力機械工学科を選択しました。

多岐にわたる機械分野の研究をみることができます

東海大学 動力機械工学科では幅広く機械工学を学べます。また、それについての研究や開発をすることができる環境も整っています。