学科紹介Undergraduate

教育の方針

動力機械工学科では、入学される学生の皆さんに豊かな人間性を身につけてもらうことに加えて、 社会に役立つエンジニアになれるよう、以下の2点を身につけてもらうことを目標としています。

1.動力と輸送機械に関する技術や知識
2.エネルギー変換に関する技術や知識
輸送機械 自動車、鉄道、航空機、船舶など乗り物と呼ばれるもの全てのことです。
動力 乗り物を動かすのに必要なエネルギーです。
エネルギー変換 動力をいろいろなエネルギー源(例えばエンジンやモーターなど)から取り出すことです。

環境を守りつついかに無駄をなくしてエネルギー変換できるかが重要です。

学科長  森下 達哉 教授

大学生活

1年次生
学科の専任教員が受け持つ少人数制の入門ゼミ1・2が必修科目となっていて、大学生活で必要なことや、技術者のモラルや使命について学びます(卒業には、必修科目を全て修得していることが必要になります)。
2年次生
設計製図など重要な専門科目が開講されます。同時に総合教養科目や語学、理数系基礎科目、化学実験などの専門基礎科目の学習によって、社会人に必要な教養や、工学の基礎力も身につけることができます。将来のキャリアデザインを考えた副専攻の履修も可能です。
3年次生
エンジン工学、自動車工学、レーシングカー工学、レースマネジメント工学など自動車を主な題材にした科目がたくさん開講されています。エンジン性能試験などがある実験が必修科目になっています。3年次生後半では,卒業研究をするための研究室の配属が決まります。また、就職に向けた活動が始まる学年でもあります。
4年次生
大学での学習のまとめとなる卒業研究が生活の中心になります。同時に,就職活動や大学院進学に向けた準備も行う必要があります。卒業研究は配属された研究室の指導教員のもとで行われます。研究では常に世界を見据えて新しいテーマを取り上げます。国際会議で研究を発表することもあります。例年授業期間の終わりに「卒論」を提出、プレゼンして合格すれば、いよいよ卒業が見えてきます。

修得単位について

卒業に必要な124単位です。必修科目は22単位であり、多くを選択科目に学ぶことができます。学生自身で自由に学ぶ科目を選ぶことができます。専門科目にかたよらず、他学部、他学科の科目などいろいろな分野の科目を学ぶことができます。これが多数の学部・学科がある東海大学の強みです。

卒業後の進路

学生の就職活動については教職員が全面的にバックアップします。
製造業へ就職する割合が高く、特に完成車メーカーおよび自動車関係の製造業企業への就職が多いことが特徴であり、強みです。内定率はほぼ100%を達成しています。
卒業生の20~30%の学生は大学院に進学します。より専門的な知識を身につけ、より高度な研究に関わることで、技術者・研究者として大きく成長することができます。

課外活動

東海大学チャレンジセンターには、いろいろな学生プロジェクトがあります。学生フォーミュラ活動を行うTokai Formula Clubや、海外ソーラーカーレースで実績を積んでいるライトパワープロジェクト、近隣の病院でボランティアを行う病院ボランティアプロジェクトなどに動力機械工学科の学生が参加して重要な役割を担っています。

皆さんも動力機械工学科の一員になって
社会に役立つエンジニアを目指しませんか。